「OK Google」ではなく、お好きなウェイクワードでGoogle Homeを起動させる

【国内代理店版】Google AIY Voice Kit V2
- 出版社/メーカー: Google
- メディア: エレクトロニクス
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作りました。
プログラムの説明
ウェイクワード検知ライブラリとして、snowboyというサービスを使用しています。
snowboyを使うやり方ならいろいろ実例があるのですが、voicekitのプログラム(assistant_grpc_demo.py)を結構書き換える必要があり、
面倒だったので、できるだけプログラムの変更点を少なくできるように、snowboy公式のサンプル実装を参考にvoicekit専用snowboyモジュールを作りました。
(なので、すでにカスタマイズ済みのvoicekitにも機能追加しやすいし、voicekitのチュートリアルが終わった人に対して、こんなカスタマイズするのはどう?と提案するときにも勧めやすいです)
あと、低レベルAPI(マイクから音声データを取得するAPI)をvoicekitのものに書き換えたり、ログの出力方式をvoicekitと合わせたりしてます
インストール方法
まずはvoicekitのチュートリアルを終わらしてください。話はそれからだ。
チュートリアルが完了したなら、assistant_grpc_demo.py というプログラムが問題なく動くはずです。
src/examples/voice/assistant_grpc_demo.py
snowboy 動作に必要なライブラリや、custom-hotword-for-aiy-voicekitをgithubからクローンします。
cd /home/pi/ sudo apt-get install libatlas-base-dev git clone https://github.com/senyoltw/custom-hotword-for-aiy-voicekit
必要なモジュールやサンプルプログラムをvoicekitプログラムのディレクトリにコピー
cp -ipr custom-hotword-for-aiy-voicekit/mod AIY-projects-python/src/ cp -ip custom-hotword-for-aiy-voicekit/assistant_grpc_demo_snowboy.py AIY-projects-python/src/examples/voice/
コピーしたプログラムに実行権限を与えます
cd AIY-voice-kit-python chmod a+x src/examples/voice/assistant_grpc_demo_snowboy.py
実行方法
assistant_grpc_demo.pyを実行する代わりにassistant_grpc_demo_snowboy.pyを実行してください。今回は「アレクサ」と呼ぶとGoogle Homeが起動します。
cd AIY-voice-kit-python src/examples/voice/assistant_grpc_demo_snowboy.py src/mod/resources/alexa/alexa_02092017.umdl
オリジナルのウェイクワードで起動させる
公式サイトや、日本語で解説してるサイトがたくさんあるので、適当に調べてvoicekitが動いてるラズパイにscpなりで持っていきましょう。プログラムの引数に指定してやればお好きなホットワードで動作するようになります。