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ワタナベ書店

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お部屋をスマートホーム化して1年が過ぎました

ガジェット

この記事は おうちハック Advent Calendar 2016 - Qiita の24日めの記事です。

お部屋をスマートホーム化して1年が過ぎました。

目次

まえおき

去年のアドベントカレンダーで、こんな記事を書きました。

去年は、homebridgeなんていうHomekitのオープンソース実装があるのか・・・って日本じゃだれもやってないの・・・。
と嘆きつつ、英語のドキュメント読んだりソースコード追ったりプラグイン書いたりしてました。
誰か日本語でブログ書いたりプラグイン書いたりしてくれないかなって紹介したのを覚えています。

頑張って布教した結果、今年はいろんな人がプラグインを書いてくれたり、ハック情報をブログに書いてくれたりしていました。
とても良かったですね。みなさんもhomebridgeの紹介記事とかおすすめプラグインとか是非紹介して下さい。
僕が喜びます。

今回はお部屋のおうちハックが手当たり次第何もかも実装してあまりにカオスなためHomekitにとらわれず、僕のお部屋のスマートホーム紹介と、お部屋をスマートホームにした考察をしようと思います。

僕が使っているhomebridgeのプラグインは何か気になる方はこちらをご覧ください

我が家のスマートホーム

全体

お部屋の全体図です。

別アングルからの全体図です。

いい感じにおしゃれです。
どこかのキュレーションサイトにキャトルキュレーションされそうな感じが出ていて満足です。

部屋の広さ的には9畳程度で、広さを出したいためにベッドルームのふすまを外した構成です。
去年、スマートホーム化した時点ではあまりインテリアに対して気にしてはいませんでしたが、間接照明を多用するオサレ部屋を作ればもっとスマートホーム環境を有用に使えるのではないかと思い、構築してみました。

部屋が和室だったので、ミッドセンチュリーモダン風に部屋づくりをしました。
家具は主にカリモク60というシリーズで揃えました。よつばと! 11巻表紙にあるやつです。

よつばと! 11 (電撃コミックス)

照明はイサム・ノグチのAKARIシリーズです。和紙から灯る照明が優しい感じで部屋全体を照らしとても気に入っています。

部屋の明かりはすべてPhilips Hueです。

Philips Hue(ヒュー) スターターセット v2   929001156101

Philips Hue(ヒュー) スターターセット v2 929001156101

Hueにしたことで、Homekitの機能により、家から離れたら照明が消え、家に近づいたら照明が点灯するようになりました。

自分の現在地が変わったとき:自分が所定の場所に着いたときや特定の場所から離れるときに、アクセサリやシーンを作動させたり停止させたりします。

さらに間接照明で部屋を照らすことで電球の色を変えても違和感が発生しなくなりました。
例えば朝、目を覚ましたいときは昼の太陽の色、昼白色を。
帰宅後、眠るまでの時間は少し暗めで電球色に部屋の明かりを変化させても不自然さがでなくなりました。

間接照明を実装するときに参考にしたサイトでも、ベストは昼と夜の照明は分けたほうが良いと言っているのですが、Hueであればそれが同じ照明で可能になるわけです。

理想をいえば昼の照明と夜の照明は分けたほうがベスト

寝室照明を蛍光灯から電球に取り替えて、優しい間接照明を楽しむ - 北欧、暮らしの道具店

朝、起床後の照明設定 昼白色

夕方、帰宅後の照明設定 電球色

実際に生活してみて、Hueの電球の色を変えられる良さがわかってきた気がします。

また、お気に入りの照明プリセットをHue TapやDimmer スイッチですぐに変更できるようにしています。

Philips Hue(ヒュー) Dimmer スイッチ

Philips Hue(ヒュー) Dimmer スイッチ

また、部屋全体の空調はhomebridgeとIRKitを使ってHomekitから操作できるようにしています。

次から、各モジュール(デスク、リビング、ベッドルーム) 部分で実装したスマートホーム機能の説明です。

デスク

机です。カリモク60のDテーブルとDチェアです。キーボードを置いても余裕があるように、ダイニングテーブルを机にしました。
右にあるデジタル時計はLaMetricというIoT時計です。
ネットラジオに繋がったり、Googleカレンダーの予定を通知してくれたり、Mackerelのアラートを表示してくれたり、共同通信Twitterを垂れ流してくれたりとても便利な子です。

LaMetric Time アプリ付きWi-Fi時計

LaMetric Time アプリ付きWi-Fi時計

机のライトは間接照明では手元が暗いのでデスクライトを使っています。
もちろんHueライトで、Mackerelで監視しているサーバに障害が発生した時、点滅して知らせてくれます。

senyoltw.hatenablog.jp

危機感が出てとてもべんりべんり。

リビング

ソファは普通のソファです。カリモク60のKチェアとテーブル(小)です。

デスクで使っていたデスクライトを180度回すことで、ソファで本を読むときのフロアランプになります。
先程説明したようにHueを使っているので、ゲームをするときは邪魔なので勝手に消えますし、サーバが障害のときは点滅して教えてくれます。

カフェテーブルは今は普通のテーブルですが、近い未来、ノックで家電を操作可能にするknockiを仕込もうと計画してます。
Kickstarterでポチっておいたのでもうすぐ届くはずです。楽しみ。

正面にはSpotify専用音楽プレイヤーがあり、お部屋のBGM再生機として活躍しています。

f:id:iuyui:20161216130335j:plain

もちろんHomekitで操作可能にしているので、寝る時は勝手に停止しますし、起床時にお気に入りのプレイリストが流れますし、外出する時につけっぱなしでも勝手に停止します。

ベッドルーム

普通に寝室です。無印のベッドです。
枕元にはイサム・ノグチのスタンドライトを設置してます。
これも、Hueですので明かりを調整(以下省略)

また、目覚まし時計もハックしてます。
Lexon Flipという、上にする面でアラームのON/OFFが切り替わる時計なのですが、 SonyのMESHをつけて、目覚ましをオフにしたら部屋の明かりがつくようにしています。

これで、目覚ましを止めた瞬間、目がさめるような明るさで顔を照らされて、起床することができます。便利です。

  • まとめ

と、こんな風に各機器をつなげたり、Homekitに対応させたり、IFTTT経由でネットサービスとつなげたりしました。

そして、それぞれが組み合わさると、
目覚ましを止めると自動で照明が点灯して音楽が流れ、半熟ゆで卵とトーストとコーヒーで朝食をとりつつ、LaMetricから流れるニュースを眺める優雅な朝がすごせ、
外出すれば玄関はオートロックで閉まり、ルンバは掃除を始め、つけっぱなしだった明かりは消え、エアコンはオフになり、音楽は停止し、
帰宅すれば部屋は間接照明を活かした柔らかい色で出迎え、エアコンで自動で部屋は暖められており、
寝る時間になれば部屋の照明が1段階暗くなり、ベッドに入り明日の目覚ましをセットしたら部屋の明かりが消え就寝となるわけです。

いろいろやりすぎた気がしますけどとても便利なので満足してます。

考察

考察です。
今回のスマートホーム紹介では、結構IoTと関係ないインテリア話が多くでたとおもいます。
自分か考えるIoT製品とは、インターネットとつながっているようにみえないようなデザイン、
もしくはインターネットにつながる事を前提に作られたデザインである必要があると考えています。

ケーブルがはみ出ていたり、存在する意味がわからない画面がついていたり、無線のアンテナが突き刺さった何かみたいなものは良くないと思います。
なので、インテリアでうまく隠蔽できるならそれもIoT機器の構成の一部なんじゃないかとおもって紹介しました。
できるだけDIYした機器などは配線がみえないように家具や小物の下に隠したりして隠蔽化しています。

例えば、『インターネットとつながっているようにみえないようなデザイン』で言うならHue light、『インターネットにつながる事を前提に作られたデザイン』ならばLaMetricやMESHがそうだと思います。Hueはインターネットがつく以前の電球そのままですし、LaMetricやMESHはネットに接続する必要がある前提で製品がシンプルに作られており、良いデザインだなと思います。

さて、それではスマートホームの未来はどうなるでしょうか
例えば自分がこんなふうに作ったように、ユーザーがそれぞれスマートホームを構築出来るかというと無理だと思います。
朝の場合は部屋の明かりが昼白色で音楽のプレイリストは◯◯で・・・なんていちいち入力するのは物好きのすることです。
さて、それではどう解決するかというと、2つ解決方法が考えられます。

1つめはセンサーを部屋じゅうにばらまいてセンシングすることです。
そして、それぞれのセンサーとスイッチの関係をマトリクスにしてその内容を機械学習にかけることです。
そうすれば、例えばお風呂の人感センサーがONのときは勝手にお風呂の電気がつくようになりますし、ベッドの圧力センサーがONになったときは部屋の明かりが消えるわけです。

ksasaoさんの空気を読むUIを作るという手法がまさにそれだと思います。

2つめは部屋をカメラで撮影して、それを画像認識にかけることです。
Microsoft Computer Vision API というマイクロソフトが出した画像認識APIをご存知でしょうか。

これは撮った写真の説明をtxtで返してくれる機能があります。
そのテキストと少しのセンサで部屋の状態を判断してスマートホーム機器を操作するという手法です。
例えばソファで本を読み始めてる状態だと画像から判断出来たならば部屋を少しくらくして、手元のライトだけ明るくするという風にパターンマッチングを設定しておけば良いわけです。もちろん、ベッドで寝てると画像から認識できたのであれば部屋の明かりを消したりするわけです。

少し前までは手法1のセンシングと機械学習が有力かなと思っていたのですが、最近の画像認識の凄さを考えると手法2のほうも有力に思えてきました。
設置方法も各部屋にセンサ付き監視カメラを1 台でも設置すれば良いわけですし。簡単に構築できそうです。
ただし、画像データを引っ切り無しにクラウドに送るのでプライバシーに重大な問題があります。

実際にサンプルコードをちょっといじってお部屋の状況を画像から判断して部屋の状態を変えるというテストをやってみたのですが、まあまあつかえました。ただし、ソファでくつろいでるのか、寝落ちしてるのか微妙だったりしたので、お部屋に実際に運用することはやめています。今後のマイクロソフトさまさまの画像認識技術の向上に期待ですね。

おわり。

参考リンク

  • インテリア関係

カリモク60
http://www.karimoku60.com/

  • スマートホーム関係