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ワタナベ書店

読んだ本の感想とか美味しかったお店の紹介とかLinuxの知見とか好きなことを好きなだけ書くブログです。

センサー付きスマートリモコン Nature Remoが届いた。

Nature Remoとは

Nature Remo(ネイチャーリモ)は、コントローラー機能を有するデバイスと、スマートフォン アプリとで構成するIoTプロダクトです。スマートフォンアプリを使えば、インターネットを 通じて、どこからでもエアコンのリモコン操作が可能になります。またデバイ スには、温度計機能、湿度計機能、人感センサー、照度センサー、ノイズセンサーも搭載し、室内の 人やペットを検知したり、過去の操作履歴を学習し、電気代を節約します。

Nature Remo (日本語) — Nature Inc

Kickstarterでお金をだしていたNature Remoがめでたく製品化しファーストロットが届いたので簡単に触ってみました。
簡単に説明するとインターネットを経由してどこからでもおうちの家電が操作できるセンサー付きスマートリモコンです。
将来的にはセンサ情報から自動で家電を操作できるようにしてくれるみたいです。


Nature Remo

開封の儀

説明書、本体、USBケーブル、M3のはがせる両面テープ、各国の電源タップに対応したUSB電源。
IRKitのときは別にUSBケーブルや電源を用意しなければならなかったのでちょっと手間取った覚えがありますが、Nature Remoはこれ1つでセットアップが可能になりました。

セットアップ

Nature Remo スマートエアコンで快適な生活を

Nature Remo スマートエアコンで快適な生活を

  • Nature, Inc.
  • ユーティリティ
  • 無料

Nature RemoにUSBケーブルをつけて電源をいれれば後はアプリの言うとおりにセットアップしていけば簡単にインターネットに接続できました。
本当に楽。

エアコンのリモコン情報を学習させてみる

右上の+ボタンから家電の追加をします。

うちのエアコンは富士通のとても古いエアコンなのですが、電源ボタンを1つ押しただけで登録が完了しました。
IRKitのときは電源ON登録して、OFF登録して、冷房モードと暖房モードと・・・etcと果てしなく面倒な登録作業があったのですが、
Nature Remoは1つ登録しただけでプリセットがほぼすべてのエアコンの赤外線情報を送信できるようにしてくれます。

これがNature Remoのエアコン専用の画面。センサーから得られた現在の温度とエアコンの設定温度が表示されています。
どうやらNature Remoのセンサーの感度が微妙におかしく、2,3度ほど室温より高い温度が表示されていました。

今回はエアコンを登録してみましたが、エアコン以外の赤外線情報も学習するので家中の赤外線リモコンで動く機器はNature Remoに集約できそう。

APIを叩いてみる

まだ、APIの公開は無いのですがIRKitっぽいのでIRKitの公式サイトに書いてあるようなことを試してみました。

OSXのターミナルから。Bonjour機能で探す。

iMac:~ imac$  dns-sd -B _irkit._tcp
Browsing for _irkit._tcp
DATE: ---Sun 23 Apr 2017---
 9:45:15.439  ...STARTING...
Timestamp     A/R    Flags  if Domain               Service Type         Instance Name
 9:45:16.448  Add        2   5 local.               _irkit._tcp.         iRKitE0B0
^C
iMac:~ imac$  dns-sd -B _remo._tcp
Browsing for _remo._tcp
DATE: ---Sun 23 Apr 2017---
 9:45:25.900  ...STARTING...
Timestamp     A/R    Flags  if Domain               Service Type         Instance Name
 9:45:26.275  Add        2   5 local.               _remo._tcp.          Remo-0CF77A
^C
iMac:~ imac$
iMac:~ imac$ dns-sd -G v4 Remo-0CF77A.local
DATE: ---Sun 23 Apr 2017---
 9:46:35.947  ...STARTING...
Timestamp     A/R Flags if Hostname                               Address                                      TTL
 9:46:35.948  Add     2  5 Remo-0CF77A.local.                     192.168.1.34                                 120
^C
iMac:~ imac$
iMac:~ imac$ ping Remo-0CF77A.local.
PING remo-0cf77a.local (192.168.1.34): 56 data bytes
64 bytes from 192.168.1.34: icmp_seq=0 ttl=255 time=10.744 ms
64 bytes from 192.168.1.34: icmp_seq=1 ttl=255 time=23.310 ms
64 bytes from 192.168.1.34: icmp_seq=2 ttl=255 time=38.717 ms
^C
--- remo-0cf77a.local ping statistics ---
3 packets transmitted, 3 packets received, 0.0% packet loss
round-trip min/avg/max/stddev = 10.744/24.257/38.717/11.440 ms
iMac:~ imac$

Bonjourで.localのDNSを持っているみたいですね。

  • 赤外線情報を取得する

アプリ側で+ボタンを押し、Nature Remoが赤外線情報を認識した画面になったら次のコマンドで取得。

iMac:~ imac$  curl -i "http://Remo-0CF77A.local/messages" -H "X-Requested-With: curl"
HTTP/1.0 200 OK
Server: Remo/1.0.39-g41c1188
Content-Type: application/json

{"format":"us","freq":36,"data":[840,908,830,942,834,917,1719,914,833,915,833,914,841,909,832,914,834,1775,832,914,1728,912,831,65535,0,24863,837,910,839,934,835,914,1720,916,833,916,841,904,841,907,836,911,835,1775,838,907,1729,909,832]}iMac:~ imac$
iMac:~ imac$

irkitと同じ方法で赤外線情報を受信できました。

  • 赤外線情報を送信する
iMac:~ imac$  curl -i "http://Remo-0CF77A.local/messages" -H "X-Requested-With: curl" -d '{"format":"us","freq":36,"data":[840,908,830,942,834,917,1719,914,833,915,833,914,841,909,832,914,834,1775,832,914,1728,912,831,65535,0,24863,837,910,839,934,835,914,1720,916,833,916,841,904,841,907,836,911,835,1775,838,907,1729,909,832]}'
HTTP/1.0 200 OK
Server: Remo/1.0.39-g41c1188
Content-Type: application/json

{}iMac:~ imac$

送信もできました。

  • Nature Remoのステータス情報をみる

適当にそれっぽい単語を打っていたら返ってきた。MACアドレスを返してくれるらしいです。

iMac:~ imac$ curl -i "http://Remo-0CF77A.local/status" -H "X-Requested-With: curl"
HTTP/1.0 200 OK
Server: Remo/1.0.39-g41c1188
Content-Type: application/json

{"state":8,"reason":0,"device_code":0,"device_token":1,"mac":"60:01:94:0c:f4:9u"}iMac:~ imac$
iMac:~ imac$

Homekitに対応させてみる

基本的にIRKitの高機能バージョンのようなので同じプロトコルで対応できました。

irkit_hostをNature RemoのIPアドレスかlocalドメイン名に指定。
送るフォーマットも微妙に違うのでon/offのデータ取り直して書き換えてください。

"accessory": "IRKit",
"name": "暖房",
"irkit_host": "Remo-0CF77A.local",
"on_form":{"format":"us","freq":37,"data":[3252, 略
"off_form":{"format":"us","freq":37,"data":[3252, 略

感想

IRKitで出ていた問題を潰して高機能にしたとても良いものだと思います。
LEDが眩しすぎずとてもおしゃれなデザインになっているので見た目も良い感じです。
しかし、アプリはまだ最低限の機能しか実装されておらず、ノイズセンサーとか湿度センサーや照度センサーの表示もない状態。
これからクラウドともっと連携して機能が高まっていくと思うのでとても楽しみです。
また、APIの公開もするらしいのでそれも期待しています。エアコンのON/OFFは赤外線情報を直接送るより、Nature Remoのエアコン管理をONにし、Nature Remoからでエアコンへ赤外線情報を送ったほうが自動でエアコンを調整してくれると思うので空調の快適さを感じられ、今年の夏がとても快適に過ごせそうです。

おわり。